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あっとゆーまに年末・年始が過ぎようとしております
年末年始で思い浮かぶ音楽って何ですか?
第九といえば、みんなが思い浮かぶのは
合唱が歌う部分だと思いますが
実は第九って四楽章構成で
合唱部分は第四楽章なんです
一〜三楽章も大変すばらしいので、暇だったら聴いてみて^^
大学時代にNHK交響楽団の第九の合唱で歌わせて頂く機会がありまして
ホールは当然?NHKホール
演奏はさすがN響といった演奏でした
良い音楽は小さい音(ピアニッシモ)ではっきりわかるんだなーと実感した瞬間でもありました
もー音の残響が消える瞬間まで、美しいの一言
良い演奏を壊さないように気合いを入れねば!
と、わたくし大変緊張しておりました
服装は当然タキシード
本番前に鏡の前で身だしなみを確認
「よし!完璧!!」
合唱の出番は第四楽章のみ
その時その時によって違いますが
今回は第一楽章より、ステージ上におり
ステージ上の座席に座って第四楽章の出番になったら立ち上がる形式
第一〜第三楽章が終わり、いよいよ出番
気合いを入れて、第四楽章を歌い、無事本番終了!
ステージ横にはけた時
先輩「おい、N響の映像担当者が呼んでたぞ」
俺「?」
なんだろう?
もしかして俺のすばらしい姿に感動したのか?
急いで担当者の所に行った
妙な笑顔の担当者
担当者「君、本番中
蝶ネクタイ外れてたよ」
俺の首を見たら、左右にブラブラしている蝶ネクタイ
ある意味、蝶のように....
担当者「いや〜 引きの画面からズームで合唱団を撮ってたら、君が中心だったんだけど、ブラブラしてるでしょ。あせって編集したよ」
映像を見せてもらった
恍惚の表情で歌っている俺が、引きの画面からだんだんズームイン
首元の蝶もだんだんズームイン
そして一瞬のうちにズームアウト
俺の心もズームアウト
ちなみにこの放送は当然
全国放送
この後、先輩に青汁入りの酒を飲まされたのは言うまでもない.....